月曜朝会で上の空だったところを上司に見つかった時、このお気に入りのルイ・ヴィトン「キャッチー」スモールが命の恩人に！表面は冷静にサイドポケットからiPhone 16 Pro Maxをサッと取り出して資料を調べつつ、内心では「このバッグ、買いだったわ！」と狂喜（今、キャリアウーマン気取り.jpg）。

正直、手のひらサイズの小さなバッグって“可愛いだけ”だと思ってたけど、これは認識を刷新しました。まるで空間折り畳みスポンジのよう——見た目は淑女なのに、通勤の必須アイテムを難なく収納：巨大スマホはサイドポケットで失踪防止、ワイヤレスイヤホン、ぱんぱんのカードケース（財布代わり）、口紅3本、はては保温カップに密かに隠した生きるためのコーヒーまで！キャンバス地とレザーのコンビネーションが意外にもタフで、通勤ラッシュの地下鉄やエレベーターでもへっちゃら。

一番のツボは、あの2本の仕掛け付きスライドストラップ！肩紐を中央で絞ると、バッグはまるでコロンとした可愛いハンドバッグに変身。書類を持ってサインをもらいに行く時も貧相に見えない。指ではじくようにストラップを緩めれば、保温カップも入る実用派に。金属チェーンを外すと、超キュートな小さなキーのチャームが付いていて、最初は外そうと思ったけど、結局は通勤カードや入館カードをぶら下げてみたら、なぜかしっくりきて。同僚からは「腰に権杖（王の笏）をぶら下げてるみたい」と言われちゃいました（笑）。

週末にお出かけした時は、隠れた機能を発見——ウエストの後ろで斜め掛けにしたら、なんとなくダラッとしたおしゃれな感じに。長さを腰骨の下に調整すれば、厚手のセーターを着ても肩ストラップの跡が気にならない。キャンバス地のモノグラムは、陽の光を浴びると砕けた月明かりのようで、オールレザーのバッグよりずっと軽やか。男友達からは「昔のポスターから盗んできたみたい」って言われるけど、新型iPhoneを取り出すと現代の都市ドラマのヒロインみたい。この“二面性”が、むしろ私の大好きなところ。

みんな秋冬モデルって言うけど、春の終わりから秋の始めこそが本領発揮だと思う！トレンチコートを着て肩にかけて歩くと、バッグ本体はほとんど重さを感じない。その代わり、チリンチリンと鳴る小さなキーが全身の焦点になって、そのカチカチいうリズム音で、歩くたびに新しいBGMを踏んでいるみたい。毎日仕事が終わり、玄関の棚に置く時、つい振り返って見てしまう——ああ、今日も小さなバッグに完全にやられちゃったな。